探偵Lの映画ブログ

カナダ在住の映画&ドラマオタクが探偵気分で映画をレビューするブログ

【ネタバレあり】『バッドボーイズ フォー・ライフ』あの二人が帰ってきた!!

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昔から大好きだったこのシリーズ、超待望の新作!

最近カナダではネットフリックス にも追加されて、早速再試聴しました。笑

 

幼いながら、ウィル・スミスのかっこよさに惚れ込んだのもバッドボーイズがきっかけ。

ポスター見ただけでニヤニヤしてしまうほどのファンです。笑

あの90年代ぽい曲も大好き!!

 

最近人気なアジア系若手俳優チャールズ・メルトン(嫌いじゃない)やら『ハイスクールミュージカル』のバネッサ・ハジェンス、歌手のDJカリード(”Another one”の人)も出演。注目要素も多くて楽しみにしてました。

 

『バッドボーイズ2バッド』すごい好きだったからそれ以上の出来は期待してなかったけどね。案の定でしたよ。笑

でも、このコンビをもう一度拝めるだけでもありがたい。

 

 

ストーリー

マイアミ市警でコンビを組むマイクとマーカス(通称バッドボーイズ)。マーカスは孫ができたことをきっかけに一線から退き引退を決意する。

マイクは元カノのリタ刑事率いる特殊部隊AMMOに参加することになるが、一連の事件にはマイクの過去が深く関わっていることを知り、マーカスを説得してもう一度コンビを組み直し「最後」のミッションに挑む。

 

キャスト

マイク・ラーリー【ウィル・スミス】

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独身生活を謳歌するイケメン刑事。狙撃手に命を狙われるが、それには彼の過去が深く関係していた。

 

17年ぶりにもかかわらず、かっこいい独身イケメン刑事は健在。今回は今までよりもクレイジーさは抑えられてた気がするけど、それは年取ったせい?

 

マーカス・バーネット【マーティン・ローレンス】

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マイクとコンビを組む刑事。娘が結婚し孫が出来たことで危険な任務に消極的になり、引退を決意。

 

役に立たなくて臆病で(それが良い)、妻の尻に敷かれまくっているマーカス。彼の3枚目的な役割がバッドボーイズの醍醐味だと実感。

今回はお腹ポヨポヨでおじいちゃん感出てて、ほんとにこれが最後なんだって思った。(涙)

 

コンラッド・ハワード警部【ジョー・パントリアーノ】

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マイアミ市警、マイクとマーカスの上司。

 

シリーズ通してずっと口うるさい上司を演じてきた彼。今回はいつもより控えめで良い上司感が強め。

 

イサベル・アリタス【ケイト・デル・カスティーリョ】

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残酷でセクシーなメキシカンマフィアボスの妻。刑務所を脱獄した後、暗殺者として鍛えられた息子を利用し警察や司法へ復讐を企む。

 

ラテンアメリカンは知らない人のいない人気女優。セクシーで残酷な恐ろしいラティーノ母がハマってました。

 

〜ここからネタバレあり〜

 

感想

最初からマイアミらしいシーンも豊富。二人のやりとりも相変わらずでニヤニヤが止まらない!待ってました!!

かなり久々の結成だから二人ともおじさんだし、当初マーティン・ローレンスは新作の出演に乗り気じゃないみたいな噂もあったくらいだからアクションはあんまり激しくないんじゃないかと予想してた。でも思ってたより本格的。ストーリーも凝ってたし、マイクの個人的な過去が関係していて最後のミッションにはぴったりだったかも。

 

ただ、正直今回はバッドボーイズのかっこよさとクレイジーさ(やり過ぎて上司に怒られる定番のパターン)がやや物足りなかったのが残念。

それになぜかグロいシーンも無駄に多め。血がドバーとか串刺しとか、最近は過激な描写がウケるのはわかるけど、バッドボーイズはそういうのじゃないでしょ!それこの映画で求めてないから!

 

一番テンション上がったのは、前作でマーカスの娘のボーイフレンド役で出てきたレジー(デートの迎えに来て玄関でマイクとマーカスに銃を向けられる、あのレジー!)が今作では娘の花婿役で再出演してたこと!やるなレジー!ちょっとだけカッコ良くなってたし!笑

 

今作は、マイアミ市警の精鋭部隊AMMOの登場で、おっさんになったバッドボーイズとのコントラストを見せたかったんだろうけど、バッドボーイズはそもそもこの二人で豪快に任務遂行するタイプなのに、彼らが関わってきたことで「二人のはちゃめちゃ感」は減少。マイクをおじさん扱いするだけで大したことしないし。

 

バッドボーイズの二人について、相変わらず動けてかっこいいウィル・スミスはさすが。今回マーティン・ローレンスはアクション少なめでコメディ要因に徹してたイメージ。このコンビはこれで最後ぽいよね。ちょっと寂しいけど、マーティンは特にかなりのおじさんだし、潮時なのかなー。

 

でも、あの終わり方的に物語は続きそう。今後は息子に引き継ぎますって感じ?マイクが息子とコンビ組むとか?『ジェミニマン』みたいじゃん。笑

息子役の俳優さん(ジェイコブ・スキピオ)好きだったけど、それじゃ全く違う方向に進みそうな。キャスト総取替で『メン・イン・ブラック』みたいになったらがっかり。

 

もうなかなか黒人でエディ・マーフィとかウィル・スミスみたいに主役張れる俳優さん少ないよね。(アジア人もしかり。ジャッキー・チェンみたいな逸材もういない。)

でも、彼らにしか出来ないかカッコ良さとかカルチャーとかあると思うの。その一つがバッドボーイズだったの。一時代の終わりを感じるなー。

 

全体的には満足だったけど、バッドボーイズはやっぱりマイケル・ベイの2が一番好きだ!

 

まとめ

 

☆星 3.8 個☆

 

※お馴染みのバッドボーイズさが減少。

※ストーリー展開は良かったけど。