かわいい歌の予告編が印象的だった、カナダのアニメーション映画。(YES!カナダ!)
『ミニオンズ』みたいなアニメが大好きなので、こちらも見てみることに。
お互いを愛しすぎている両親に愛されない子供たちのストーリー。
子供達がネグレクトの親から逃げると言うあり得なくないダークなストーリーをかわいく面白く描いてる。
アニメーションはかわいいし、家族で見るファミリー映画としてはいいかも。
ストーリー
先祖代々偉大な功績を残し、立派な口髭がトレードマークのウィロビー家。
しかしティム達4人兄妹の両親はお互いを愛し過ぎるあまり子供達を毛嫌いし、兄妹は愛されずに育つ。そこで彼らは両親を危険な世界旅行に行かせて、自分たちを孤児にする計画を思い付く。
〜ここからネタバレあり〜
感想
最初に赤ちゃんを拾うところから始まって、赤ちゃんを育てているうちに両親との絆が深まっていく話なのかと思ったら全然違った。笑
結局、親から愛されることは無理だった兄妹たち。見ているうちに分かるんだけど、相当厄介な両親だから改心してみんなで仲良く暮らすことは期待しちゃダメな話だった。相手に変わってもらおうとするよりも、自分たちで新しい道を見つけるっていうタイプのハッピーエンド。ネグレクト両親っていうダークなテーマをユーモアたっぷりに描いた楽しいストーリーにだった。
本当の家族じゃなくても、そばにいる大事な人を思いやることの大切さがメッセージになってて、ジェーンの歌の”I choose you”て言う歌詞は「ポケモンか!」て思ったけど、誰にでも恨んでるわけじゃないのに親や家族がどうしようもなくうざく感じる年頃があると思う。親に反抗的なお年頃の子供達にはいい話かも。笑
わたしが好きだったキャラクターは双子のバーナビーA&Bとナニーのリンダ。両親は「安くて良くないナニー」を雇うって言ってたけど、実際は超ハッピーでいい人。ハートの髪型もかわいかった。他のキャラクターも個性的で良かったけど、お菓子工場のメラノフは派手な割に活躍少なくて残念。
いろんなことが目まぐるしく起こるストーリーだから、キャラクターそれぞれの良さが出し切れてなかった印象。独特なキャラがいっぱいだし、このまま新しいウィロビー兄妹と家族のパート2があるなら観たい!
カナダ作品ながら(失礼)アニメーションはハリウッドにも引けを取らない出来。キャラクターも特徴的で面白いし、色彩豊かな映像も楽しい。人形劇的な質感と、ウィロビー家の毛糸の髪の毛もかわいかった。カナダやるやん!
まとめ
☆星 4 個☆
※ダークだけど笑える設定。キャラクターがかわいい。
※作中でいろんな事が起きすぎて一つ一つの内容が薄め。