注目の新作が多数公開された9月。
秋の夜長に、どの作品を観るべきか、観ないべきか…
今からでも遅くない!!秋冬の新作映画を観た分だけ評価していこうと思います。
ネタバレ無し!!
わたし個人の独断と偏見でそれぞれの「オススメ度」を評価してみました。
〜随時更新していきます〜
ムーラン
監督 :ニキ・カーロ
出演:リウ・イーフェイなど
ひとこと
コロナの影響で公開延期を繰り返しつつ、Disney+での限定配信となった『ムーラン』。全世界が待ちわびた今作、観るにはDisney+に加入&2,980円の追加料金が発生するとのことで物議を醸しました。
ただ、これからDisney+に加入して、さらに追加料金を払ってまで観る価値あるのか?と言われたら、それほどでは無いと断言できる!
でも、ディズニー映画にしてはアクションに力入れてたと思うから、映画館で観たかったなー。映画としてまぁよく出来てるとは思うんだけど、オリジナルのファンとしては残念な実写版でした。
ただ、クリスティーナ・アギレラがセルフカバーし直した主題歌(挿入歌?)の”リフレクション”は最高!!
MVまだ見てない人は是非!!
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オススメ度
総評:★★★☆☆
オリジナルに忠実度:★★☆☆☆
ディズニー度:★★★★☆
親子で見たい度:★★★☆☆
プロジェクト・パワー
監督 :アリエル・シュルマン、ヘンリー・ジュースト
出演:ジェイミー・フォックス、ジョセフ・ゴードン=レヴィットなど
ひとこと
スーパーパワー系、アクション系が好きな人には特にオススメ!
ネットフリックスオリジナルとしてはアクションもCGもクオリティ高い気がする。味気無くなりがちなテーマだと思ったけど、設定にリアリティがあって物語にも引き込まれた。
ラッパーのマシンガン・ケリーや、ユーチューバーのケイシー・ナイスタットがチラッと出てきたりして、メインキャスト以外の出演者が豪華なのも見所の一つ。
わたしの大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットがいつもと違うヤンキー風な役柄で新鮮!
劇中に出てくる音楽も良かった!
オススメ度
総評:★★★★☆
キャストが豪華度:★★★★☆
迫力度:★★★★☆
ナイスミュージック度:★★★★★
監視資本主義〜デジタル社会がもたらす光と影〜
監督:ジェフ・オーロースキー
ひとこと
インターネットやSNSが利用者の精神に与える危険性・依存性を提唱した、ドキュメンタリー。
ネットフリックスのドキュメンタリーは相変わらずレベルが高い!
日頃からスマホのスクリーンを見ている時間の長さには罪悪感を感じていたけど、これを見てさらに釘を打たれた感じ。
IT系トップ企業の元従業員達(執行役員レベルの人も)がインタビューで、自分が開発した機能について「悪影響」とか、「自分の子供には一切使わせない」とか言ってるのを見るととても説得力がある。笑
家で過ごす時間が長く、スマホ漬けになりがちな今だからこそ観るべき!!
私たちが日頃どれだけAIに踊らされているか、自分の意見が影響を受けているか気付かされるウェイクアップコールになるはず!!
オススメ度
総評:★★★★★
考えさせられる度:★★★★★
ためになる度:★★★★★
怖い度:★★★★☆
AWAY〜遠く離れて〜
作者: アンドリュー・ヒンデラカー
出演:ヒラリー・スワンク、ジョシュ・チャールズ、ヴィヴィアン・ウーなど
ひとこと
正直、ギリギリ2話までしか観てない。笑
その程度の作品です。(ごめん)
月を経由して火星に行く宇宙船の話。
設定とかはまぁリアリティあるんだけど、特にキャラクターに全くリアルを感じない。
せっかく豪華なインターナショナルキャストで面白そうな設定なのに、どうにかして「感動系」に持って行きたいのか、しつこいほどの「家族愛」主張も多過ぎてむしろ冷めた。(宇宙飛行士達のふざけたプレスインタビューとか、Cheesyな家族のドラマとか)
そもそも宇宙飛行士って、プライベートは割り切ってどんな場面にも冷静に対応するプロ集団なはずなのに、この隊員は一人残らず感情的過ぎて、もはやイラっとしてしまった。(わたしの心が冷め切っているのだろうか笑)
この作品、カナダでは公開後数週間ずっと1位だったんだけど。なんで?笑
2話以降急激に面白くなるのかな?笑
でも、このキャラクターには個人的に感情移入出来そうにないので、今後見ることはないでしょう。ごめん。(2回目)
オススメ度
総評:★☆☆☆☆
宇宙度:★★☆☆☆
キャスト豪華度:★★★★☆
リアル度:☆☆☆☆☆
レベッカ
監督: ベン・ウィートリー
出演:アーミー・ハマー、リリー・ジェームズなど
ひとこと
人気小説が原作、アルフレッド・ヒッチコック監督が1940年に映画化し、当時のアカデミー賞作品賞等多数の賞を受賞した作品のリメイクがこちら。
前妻を事故で亡くした大富豪の後妻(元使用人)が、夫の屋敷に残る前妻の影に怯える…ていう話。
大富豪に嫁いだ後妻への、きっと昔はよくあったであろう身分の違いによる差別やらいじめやらも陰湿で怖いんだけど、そこに超美人だったと有名な前妻の影までチラついてひたすらかわいそう。リリー・ジェームズが孤独な後妻役を演じるんだけど、この人かわいそうな役上手いよね。笑
最初は情熱的なラブストーリーみたいな始まり方なんだけど、屋敷での生活が始まると物語は急にダークな雰囲気に。
これ、ヒッチコック作品公開当時に話題になるのわかるわ、面白いもん。今観ると特別な感じはしないかもしれないけど、原作・オリジナルを観てないわたしも十分楽しめました。映像が美しいのとラブストーリーとサスペンスのバランスが絶妙で面白い。でもどっちかを期待してみると中途半端に感じるかも。笑
メインキャスト2人の美しさと、レトロな風景&ファッションや映像美も見所。
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オススメ度
総評:★★★☆☆
ラブストーリー度:★★★★☆
ミステリー度:★★★★☆
レトロ度:★★★☆☆