探偵Lの映画ブログ

カナダ在住の映画&ドラマオタクが探偵気分で映画をレビューするブログ

Netflix『ホーンテッド 衝撃の超常現象』シーズン3公開!!実話をベースにした当事者の語り&再現ドラマシリーズ

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実際に起きた恐怖体験を、当事者のインタビューとドラマで再現したホラー番組。

ネットフリックス版『本当にあった怖い話』(まさに)!!

 

犯罪ドキュメンタリーやサイコドラマは大好きなわたし。ホラーは大の苦手なのに、実話が元だと知って”興味”が”恐怖”を超えてしまいました。笑

普通のホラー番組だったらおそらくシーズン1から3までを一気に見るなんて無謀なことはしなかったでしょう…

www.youtube.com

 

それぞれの感想を書いているとものすごく長くなりそうなので、要点をまとめた感想にして見ました。

ネタバレ無し!!

 

 

 

各ストーリーの結末

幽霊からカルト、UFOまで、とにかく気の毒過ぎる恐怖体験がてんこ盛り。

再現ドラマも完成度が高い(役者も当事者に激似!)ので、エモーショナルな当事者の語り口とあわせてリアルに怖い!!

 

そしてびっくりするのは、一度かかった呪いの長さよ!

(作り物と違ってそう簡単には逃げられないらしい!)

 

特にシーズン1&2は”逃れられない呪い”として終わるパターンが多め。

「後味は悪いけどそれがまた怖くて最高!笑」て思ってたんだけど、シーズン3は無理やりにでも安心できるような終わり方に持って行く感じ(でもセクシーシンは増えていく笑)になっていて、ラストの”凄み”みたいなのが弱くなってしまっていた気が…

 

視聴者から苦情でも来たんでしょうかね。笑

 

見てる側からしたら人ごとではあるんだけど、本人からしたら誰にも助けてもらえず「今後もこの呪いが続くかもしれない」とか「この呪いから逃げられない」って思いながら生きていくのって恐ろし過ぎるし、そりゃ家族や友達も心配だろうなーと。

超常現象を経験した人は大体、本当に偶然・突然彼らの身に降りかかってくるものが多くて、それが余計に怖い!

 

呪いの傾向

シーズン3まで観て途中で気付き始めたのが、呪われたり心霊経験をしてしまう人には共通点があるかもしれないということ。

それは…(たまたまかもしれないけど)

 

・子供時代の経験(特に虐待被害者。)

・敬虔な宗教家(宗教を否定するわけではありませんが、親の教えが厳しい人が多かった気が…)

・貧しい家族(安く住める事故物件に当たってしまいがち)

 

普通だったら絶対住みたくないめちゃくちゃ古い家に越してくる家族とか、「初日から不気味な雰囲気を感じた」って言ってるけど、「住み始める前にちゃんと内覧した!?」と思わずにいられなかった…苦笑

 

結局人間が一番怖い

数ある超常体験の中でも一番強く感じたのは結局人間が一番怖いということ。

 

その意味で特に印象的だったのは、シーズン1『と畜場』シーズン3『呪われた山小屋』

こういう危険な人が、誰にも知られずにどこか人里離れたところで存在しているかもって思ったら怖すぎる!!

 

  

まとめ

再現ドラマの完成度が高く、かなり怖いのでホラー好きな人には楽しめるでしょう。

作品自体が終始暗くて不気味なので、わたしは全部、あえて昼間に観ました。笑

 

わたし基本的には霊の存在は信じてますが、今作に出てくる事象については一部「?」と思ってしまった回もあり。信じるか信じないかは、あなた次第!てことなのかも。

 

ただ、気になって仕方ないのが…

 

呪いも結局浄化されず(そもそも浄化可能かっていう疑問もあるけど)そのままになっている”呪いの館”は今どうなっているんでしょう。

こうやって「そのまま」になっている建物や悪霊がまた誰かを呪っていくんだと思うと、引っ越す人はしっかりお祓いしてから出て行って欲しいと強く思いました。笑