久々に邦画を観ました。
邦画も、特に邦画の熱血スポーツ?系は普段あんまり観ないけど。
正直に言うと、完全に新田真剣佑目当てです!!笑
そしたら、思いがけず東出昌大&北村匠海という超タイプな二人も出ていて、終始眼福でした。笑
真剣佑くんの鍛えられた肉体がすごいし、少女漫画的な胸キュンシーンも多数なので、女子向けなのかな?と思いきや、メカニック関係のディテールや、兄弟の情熱が感じられる熱血映画でもあるので、さわやかに観られるはず。
映像美と迫力が素晴らしかったんだけど、監督は『海猿』の羽住英一郎さんだったとは。納得。
レースにまつわる専門的な話や、車を扱うシーンも多いのに、しっかり作り込まれていると思いました。
F1とか、車が好きな人も楽しめること間違いなし!!
感想
今作、実はあんまりヒットはしなかったみたいだけど、個人的には結構好きでした。
ちょっと、ラリー業界の広報映画的な雰囲気は否めなかったけど、個人的にキャストが最高だったのに加え、映像美、迫力、キャラクターの個性もしっかりしていて面白かった。
個人的に、日本のスポ根系が苦手な理由は、よく叫ぶから(え?)。
日本の映画・ドラマは本気度を見せたいのか、お互いに怒鳴り合うシーンが多い気がするの。だからなんとなく苦手なんだよねー。
もちろん、今作もそんなシーンが多めではありますが、それだけじゃない。バランスが良かったから、カップルで見ても楽しめる映画になってたんだと思う。
「車の映画かー(自分免許すらない)」と思いつつ観てみたけど、ラリーの迫力と、兄弟の青春と、イケメンのバランスが、とにかくお見事だったと思います。
しかも、レースのシーンも各地の魅力たっぷりなコースをほんとに美しく撮っていたと思うし、直純のエモいシーンもエモさがいい感じだった(プールのとことか)。笑
ほんとにね、直純の美しさとカリスマにびっくりする。
とにかく眼福。それに限る。檜山兄弟がカッコ良すぎる。
主役の二人、正反対な兄と弟をものすごくカッコ良く演じてたと思います。
イケメンプロドライバーとして明らかに体を作り込んできた真剣佑くんと、リアルなメカニックオタクを完璧に演じきっていた東出くん。まじめでな北村くんも良かったなー(ただ、同じドライバーなのに真剣佑との体格差が気になってしまった笑)。
でも、森川葵ちゃんが…確かに、初々しい若手社員間はぴったりだったんだけど、ちょっと存在感がない。笑
それが逆に良かったのかもしれないけど、ラリーの映画だし。
ストーリーは、ほんとね、正反対なイケメン兄弟とか、幼なじみを兄弟で取り合ってたとか、よくある設定ではあるんだけど、みんな結局定番が好きなんだよ!笑
欲を言えば、ラストの優勝シーンがあっけなかったなーってことかな。
もうちょっとかっこいいレースのシーンがあったら感動的なラストになったと思う。でも、檜山兄弟が仲良く童心に帰る最後のシーンはさわやかだったなー。
思ったより評価が低かったけど、もうちょっと高評価してもいいと思う。
ただのイケメン映画で終わってしまうには残念すぎる、凝ったディテールが光る映画でした。