いやー、グロかった。笑
ちょっと前に『モータルコンバット』も観たけど、そっちよりグロかったのでは?笑
でも、爽快!!アクションもカメラワークもコミカルで最高!!
数年前に問題発言でディズニーを解雇された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が、DCに速攻引き抜かれて取り掛かったのが今作との噂。
『スーサイドスクワッド2』とも言われてるけど、前作『スーサイド・スクワッド』の続編ではなく、新しくリニューアルしたシリーズとして製作されたそう。ちなみに、ウィル・スミスは降板したわけじゃないらしいので、今後戻ってくる可能性は大いにあり!!
レビューで酷評されてた前作もわたしは好きだったけどね。
あらすじ
政府職員のアマンダ・ウォラー【ヴィオラ・デイビス】によって集結されたスーサイド・スクワッドが、南米の島国コルト・マルテーゼで独裁国家が秘密裏に行なっている「スターフィッシュ計画」を破壊する作戦に挑む。
キャスト
ロバート・デュボア / ブラッドスポート【イドリス・エルバ】
スーパーマンをクリプトナイトの弾丸で狙撃しICU送りにした最強のスナイパー。娘を人質にされ、仕方なくミッションに参加。
綺麗好きでプライドの高いクールな暗殺者。彼のコスチュームがめちゃくちゃかっこいい!!
ウィル・スミスはスケジュールの都合上参加出来ず、代わりにキャスティングされたのがイドリス・エルバだとか。
出演:『マンデラ 自由への長い道』、『ダークタワー』など
ハーレイ・クイン【マーゴット・ロビー】
元精神科医でジョーカーの恋人となり犯罪者となる。クレイジーな言動でまわりを翻弄しながらもミッションを遂行する。
言わずと知れたスーサイド・スクワッドの常連。
今作では強さも残酷さもパワーアップしてた彼女。戦闘シーンに注目!!
出演:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』など
クリストファー・スミス / ピースメイカー【ジョン・シナ】
最強の戦士として育てられた狙撃の名手。
最近大活躍のジョン・シナ。この人実は中国語ペラペラって知ってた?笑
全く同じ能力を持つブラッドスポートと張り合うけど、スタイルもコスチュームも全然違ってこのコントラストが面白い!
出演:『フェルディナンド』、『ファイティング・with・ファイア』など
クレオ・カゾ / ラットキャッチャー2【ダニエラ・メルシオール】
特殊な機器を用いてネズミ達をコントロールする。
ネズミを使って銀行強盗を働いたため収監されている。
彼女自体は特に能力は無いし、一体何が最強なのかわからないのにスーサイドスクワッドに参加している彼女。でもゆるーいキャラとして他のキャラとのバランスをとっていたとは思う。
そしてかわいい。笑
出演:『スパイダーマン:スパイダーバース』など
アブナー・クリル / ポルカドットマン【デヴィッド・ダストマルチャン】
科学者である母親に、ポルカドットを体から発する能力を植え付けられた。
この力のせいで後遺症に苦しんだため母を憎んでおり、母殺しの罪で収監されていた。
哀愁漂うキャラクターで、一番共感できる素朴キャラ。能力はある意味この中で一番最強だと思った!
実は彼『ダークナイト』でジョーカーの手下トーマス・シフ役をやってるんだけど、今作は全然関係ないってことだよね。ちなみに彼は『アントマン』シリーズにも出ているので、MCUとDCのどちらも制覇していることになります(?)笑
出演:『ブレードランナー 2049』、『アントマン』など
ナナウエ / キング・シャーク【声: シルヴェスター・スタローン】
サメと人間のハイブリットで、怪力の持ち主。
声はまさかのシルヴェスター・スタローン!!
なぜかかわいいキャラになってたけど、かなり残酷なことしてる謎のサメ男。
感想【ネタバレあり】
コミック的な描写
今作はかなりグロいし、人を殺して回るシーンが多くてちょっと疲れた。笑
でも、コミカル&グロの融合とか、大袈裟すぎるアクションとかも楽しめたし、キャラもかなり独特(&豪華)で面白かった!!
正直、ストーリーは特に凝ってはいなかったと思うけど、キャラが濃かっただけに全部面白く出来上がったという感じ。スターフィッシュのエイリアンも思いっきりジョークな見た目なのに、なぜか違和感無い。笑
近未来とレトロ(ブラッドスポート&ピースメイカーのコスチュームとか)みたいなコントラストがとにかくうまく組み込まれた作品だったと思う。
ただ、今作のスーサイドスクワッドメンバーが具体的にどう最強で最凶なのかはいまいちわからなかったかな。
邦題のタイトルみたいに「極悪党」なメンバーは特にいなかったし、ラットキャッチャー2とか、彼女自身は特に強くもない。笑
スーサイド・スクワッドを指揮するアマンダ・ウォラーは、相変わらず怖い…ヴィオラ・デイビスってこういう役がめちゃくちゃうまいよね。(『殺人を無罪にする方法』のキャラのイメージが強い)
彼女がいるオフィスのメンバーが機密機関の職員なのに超ゆるくて最高だったし、最後にアマンダをノックアウトさせるところもウケた。笑
ハーレイ・クイン
あの始まり方は強烈だったなー。笑
監督との縁か、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマイケル・ルーカーとか、アリアナ・グランデの元彼ピート・デイヴィッドソンとかが出てたから、「あれ?スクワッドのメンバー多くない?」と思ったんだけど、みんな開始30分以内に死んでしまうという…笑
ブライアン・ダーリン / サバント役のマイケル・ルーカーは、内田裕也にしか見えなかった。笑
あんな形で死んじゃうなんて…コミックファンはがっかりしそう。笑
こんな中でも、ハーレイ・クインは(フラッグ大佐も)しっかり生き残るわけで…
これは少数派の意見かと思いますが…
個人的に、ハーレイクイン正直あんまりお気に入りのキャラクターではないです。マーゴット・ロビーは大好きなんだけど。今作でも全部美味しいところばっかり持っていってしまった感じ。人気キャラだし、彼女のキャラクター的にそれをやっても許されるんだけども。
前作はセクシーなかわいさを前面に押しだいてたけど、今作ではもっとパワフルなイメージで違う描かれ方だったのは新鮮だったかも。ハーレイは銃を撃ちまくってるイメージだったけど、早い段階で死んじゃったジャベリンから引き継いだ槍の戦闘シーンかっこよかったなー。(そしてグロい)
見ててハラハラするほど鋭くて怖かったけど…そういう意味では先端恐怖症の方にはおすすめできない映画ですね。笑
前作との比較
なぜか前作はそんなに評判よくないんですが、個人的には好きでした。キャストも好きな俳優さんばかりだったし、コミックの内容と今までのDCの世界観を感じるストーリーも楽しめました。(とか言って、そんなに覚えてはいない。笑)
前作から引き続きのキャラクターはハーレイ・クインとリック・フラッグ大佐【ジョエル・キナマン】。前作ではヴィランと恋人同士だった結構重大な役どころでした。
それなのに正直全く覚えてなかった。ごめん。笑
でも、ずーーーーっと彼のTシャツが気になってしょうがなかった。ウサギのやつ。
なぜあれをチョイスしたんだ衣装さん。笑
↓↓これ↓↓
今回は、前作よりもコミカルで非現実的な描写(&グロシーン)やストーリーだったけど、それがスーサイドスクワッドの醍醐味でもあるんだと思う。
そして、今後はこの路線でやってくよ、って意味なのかなと。
DCは各作品に統一性を持たせないのも個人的には好き。
最後の展開からして、これはシリーズとして続いていきそうな予感!!
また今後の展開が楽しみ!!
評価
☆星 3.8 / 5 個☆